森に降り立つ
AI解析
軽井沢の森に囲まれた高品質なデザイン住宅で、自然体験価値と眺望は非常に高い物件です。建物・敷地とも条件は良い一方、別荘地の利用規定や管理費、斜面アプローチの運用条件は事前確認が必要です。
- 軽井沢の森に深く入り込む立地
- 横河健設計の個性ある建築
- 83.92㎡で宿泊用途にも転用しやすいサイズ
- 敷地5,821㎡のゆとりとプライバシー
- 駐車3台程度で運用余地あり
- 価格6,000万円で取得コストは高め
- 別荘地の自主規制により事業利用が制限される可能性
- 急斜面アプローチで運用・除雪・搬入に注意
- 管理費・上水道基本料金など固定費がある
- レッドゾーン等のハザードは要確認
- 別荘地の利用規定で民泊・簡易宿所・事業利用が可能か
- 建築確認上の階段寸法、避難・安全性の適合状況
- 土砂災害警戒区域/特別警戒区域の該当有無
- 接道条件、私道負担、通行権、4WDでない車両の到達可否
- 再建築可否と増改築時の制限
- 温泉権の有無
- 上下水道の詳細(井戸・浄化槽の維持管理条件)
- 民泊・宿泊事業の可否(管理規約)要確認
- 階段幅(750mm以上)要確認
森に囲まれた立地周囲の建物が少ないデッキから緑を一望静かな別荘地高低差のある自然地形 森の密度が高く、自然没入感が非常に強い。眺望は主に緑景で、人工物の存在感が小さい。
軽井沢の森の中で、周囲の緑量と建築の完成度が非常に高い。敷地上部の立地で、外部から建物が見えにくい静けさも魅力。
自然環境・デザイン・プライバシーは非常に強く、SANUの世界観に近い物件です。一方で、別荘地規約による事業利用制限と急斜面アプローチの運用難度があり、宿泊事業としては事前確認必須の条件が多いため満点には届きません。
- 第一種低層住居専用地域、建蔽率20%・容積率20%
- 非線引き区域
- 長野県景観条例 / 長野県自然環境保全条例 / 軽井沢町景観育成基準ガイドライン
- 軽井沢町の自然保護対策要綱 / 軽井沢町の善良なる風俗を維持するための要綱
- 別荘地内の自主規制(建築等に関する利用規定)あり
- 共益施設維持管理費(年額)・上水道基本料金(年額)の負担あり
- 斜面地でアプローチ条件が特殊。除雪・維持管理の実務確認が必要
物件概要(掲載情報)
| 価格 | 6,000万円(税込) |
|---|---|
| 建物面積 | 83.92m2 |
| 管理費 | なし |
| 修繕積立金 | なし |
| 所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町長倉 |
| 交通 | 北陸新幹線「軽井沢」駅 6.2km(車約13分) |
| 建物構造 | 木、鉄筋コンクリート造合金メッキ鋼板ぶき3階建 |
| 築年 | 2011年 |
| 土地権利 | 所有権 |
| 敷地面積 | 5,821m2 |
| 都市計画 | 非線引き区域 |
| 用途地域 | 第一種低層住居専用地域 |
| 建蔽率/容積率 | 20%/20% |
| その他費用 | 共益施設維持管理費(年額):312,840円/上水道基本料金(年額):39,600円 |
| 取引態様 | 媒介 |
| 設備 | 私営水道/浄化槽/プロパンガス |
| 備考 | 地目:原野/現況:居住中/引渡時期:相談/長野県景観条例/長野県自然環境保全条例/軽井沢町景観育成基準ガイドライン/軽井沢町の自然保護対策要綱/軽井沢町の善良なる風俗を維持するための要綱/別荘地内の自主規制(建築等に関する利用規定)/駐車場あり(3台程度) |
| 情報修正日時 | 2026年7月4日 |
| 情報更新予定日 | 2026年11月14日 |
| 面積(概要) | 83.92m2(建物)5,821m2(敷地) |
| 種別 | 住宅 |
紹介文・備考
軽井沢の別荘としては、ある意味で一線を画す建築です。私たちがイメージするそれとは違って、自然に本気で立ち向かい、そこで得られる自然の厳しさや体験を自らの人生に取り込んでいく。そうした空間を求めた結果がこちらの物件です。 敷地はいわゆるブランド名のある別荘地なのですが、そのてっぺん部分に位置し、道路沿いの駐車スペースから建物はまったく見えません。そこからしばらく急な斜面地をつづらに登って行きます。不慣れな私ですと足を滑らせてしまうほどの斜面。こうしたアプローチこそ、オーナーが求めた環境なのです。 オーナーは「自然の厳しいところで子育てをしたい」と考え、この土地に出会ったそうです。そしてその計画を形にした建築家は横河健。彼もまた敷地を独特の感性で読み込む人なので、奇跡的なマッチングだなと、この時点でもう私はシビれておりました。彼はこの地を実際に訪れ、深くこの敷地全体を理解しようと散策というよりも登山するなかで、少し傾斜が緩やかになる窪みにたどり着いたそうです。彼の著書ではこのように書かれています。「その窪みはそこに行き着くわたしたちを待っていたような...そんな気がしてきたのです。」 そうして完成した空間は六角形の構成になっており、視線の向き方が考えられていて、あらゆるシーンで自然と共に生きていくことを実感。とりわけ2階の主室は生活の中心となるのですが、それぞれの居場所から自然の見え方が違って興味深いのです。圧巻は大きなウッドデッキにつながる窓。大きな木製建具が壁に仕舞われ、開け放てばこの主室が拡張するかのよう。デッキに出るとそこは緑の海に浮かぶ船のようで、ベンチに座りしばらくすると鳥の声や風の音の中に自分がいることを実感できます。こうした体験が大切なんだなとあらためて納得。 他方、ダイニングテーブルのある空間は本棚と共に造作されたベンチシート。ここに座り、ちょうど目線の位置にある和のテイストを感じる変形した障子の建具を開けると森をのぞき込むような窓。ロフトがあるおかげで天井高さが低いことも手伝って、少しこもれる印象のこの空間は厳しい自然から身を守り、安心して暖かいごはんをいただく幸せを感じることができると思います。ベンチ好きな私からすると、このストーリーから選ばれたベンチシートの赤い色が絶妙なのです。 この他、書き出したらキリがないのですが、このワンフロアに対してキッチンがあまりにも大きいとバランスが良くないと意図したのか、分散された変形した配置に冷蔵庫などが使い勝手良く納まっていたり、ダイニング空間の脇に隠し扉がありその先に収納が隠れていたりと生活感を上手に隠しているところも見逃せません。 この六角形から飛び出すように配置された浴室は、大きな窓があり、人の視線を感じることなく入浴できますがブラインドも仕込まれています。この浴室があるおかげで外からこの建物を見た印象がいいなと私は思います(写真5枚目)。 寝室は1階部分にもありますが、気持ちが良いのは3階のロフト部分。六角形の木製天井と壁の隙間から差し込む光で目が覚めるという体験がすばらしいのだそうです。確かにうっすら目を開くとこの光景が広がっている訳ですから、想像しただけでも感動的な目覚めは分かる気がします。 1階には客間やこもって作業するワークスペースとして利用できそうな予備室と機械室や洗濯機置き場などがまとめられています。この1階のエントランスホールが大きいのは自然の中で暮らすためにも必要なのかなと思いました。雨や雪の時、冬の時期にまずは暖かい空間で荷解きや着替えなどの準備にも役に立つことでしょう。 細部にも意匠が行き渡っている点については現地でご確認いただきたいと思います。オーナーからもコメントをいただきましたが、住みはじめてから気付くデザインや配慮がたくさん散りばめられているそうです。 なお、物件へのアプローチはこの斜面のつづらに登りの他に、4輪駆動の車であれば家の前まで到達できる道があります。近隣のみなさんと協力しながら管理利用しています。このアプローチは生活の要でもあるので、大切に関係性を引き継いでいただきたいと思います。この他、別荘地の管理費などがございますので備考欄をご確認ください。
